- ネットワークエンジニアとして働く人の話が聞いてみたいな・・・
- 自分もやっていけるのかな?現場の雰囲気や働く人をもっと知りたいです。
これからネットワークエンジニア(NE)を目指すのであれば、実際に働く人の声を聞いてみたいですよね。
しかしそのような機会は多くないです。
そこで、本ブログでは僕が10年NEとして働く中で出会った何人かのNEにインタビューを行い記事にまとめていきます。
是非NEを目指す上での参考にしてもらえればと思います。
- NE歴12年
- 30代男性
- 大学時代は理学部情報科学科に所属
- 現在の会社は2社目(転職)
- 体験談シリーズを通してNEへの理解がさらに深まります!
現在の仕事はネットワーク系のみならずサーバー分野も
まずは簡単なプロフィールと現在の仕事を教えていただけますか?!
30代の男性で、NE歴は12年ほどになります。
現在はネットワーク設計や構築以外にもサーバーの設計や構築もしています。
Mさんはネットワークエンジニア(NE)歴12年ということで、中堅エンジニアの方です。
現在はネットワーク系に限らずサーバーも担当されているということで、ネットワークに強いインフラエンジニアのような立ち位置ですね。
NEはインフラエンジニアのなかの一つですが、サーバーやクラウドについての知識やスキルを持つNEも多いです。Mさんの場合はネットワークをメイン業務とするインフラエンジニアとも言えます。
- パブリッククラウドとオンプレミスをつなぐNW機器の設計
- 公共案件向けにサーバー設計と構築
- 自社社員の育成やマネージメント
AmazonAWS、MicrosoftAzureをを筆頭に提供されるITインフラ基盤をクラウドで提供する基盤のことです。
物理的に機器を設置してシステム基盤を準備するスタイルのこと。パブリッククラウドと相反する環境です。
Mさんはパブリッククラウド系の業務もされているということで、これからの時代のNEという感じですね。
また、サーバーの設計構築も担当されているMさんはネットワークだけでなく幅広いスキルを持ったエンジニアです。
NEとはいえサーバー系やクラウド系のスキルも持っていると現場では本当に引く手数多です。当然収入も期待できますし、転職活動もしやすいです。
SES企業で働くMさんはマネージメントもこなすエンジニア
そのため自社社員のスキルアップやモチベーション管理も私の大事な仕事なんです。
NEとしての仕事ではないですが、自社の成長のためにも重要な業務ですね。
システムエンジニアリングサービスの略称で、技術力を派遣する業態のことです。自社で抱えているエンジニアを案件や現場に派遣して利益を得る企業ですね。
ご自身の案件対応に加えて、自社社員の育成や管理もしているMさん。NEも10年目くらいの中堅エンジニアになると、技術職と管理職を並行して担当する事が多くあります。
NEになるまでの経緯
いかにもコンピュータ系という名前なのですが、実際はIT関連の勉強はほとんどしていませんでした。
私は次の2点を軸にマイナビやリクナビなどの就活サイトで企業を探していました。
- 大手企業であること
- メーカーであること
ネットワーク機器メーカーにて5年勤務
Mさんはネットワーク機器を製造するメーカーに就職し、顧客の要望に大して自社製品を使った解決策(ソリューション)を提案するコンサル業務に従事していたとのこと。
自社製品へのスキルはもちろんですが、ネットワーク全体として顧客の要望を満たすような提案ができるように色々と勉強していましたね。
NEとしての仕事の中でもメーカー勤務NE特有なのが自社製品ベースでのソリューション提案だと思います。やはり自社製品を持っているという事がメーカーの強みですし、やりがいのあるポイントですね。
家族との時間を優先し小さなSES企業に転職
そのため、妻から「出張のない環境に転職して欲しい」と要望があったのがキッカケです。
では、その事をキッカケに今の企業に転職されたんですね。
現在の企業を見つけるまでの経緯などはありますか?
色々と悩むところはあったのですが、家族との時間を最優先に考えて決断しました。
今は出張や残業も少なく、息子とサッカーをしたり家族と過ごす時間が大幅に増えて楽しい毎日を送っています。
転職や企業選びは、年収ややりがいだけを追い求めてするものではなく、時には家族を優先して選択することもあります。
自分の人生において大事なものをしっかり判断して転職を決断されたMさんは現在の企業でも良好な人間関係を築き、しっかりと成果を出されています。まさに自分の生活スタイルや価値観に合わせた転職の成功例と言えるでしょう。
今の環境を変えて、自分に合った環境を探したいという方は以下の記事も参考にして転職について考える時間を作ってみてください。
NEのやりがいや楽しいと感じること
- 8割ほど在宅勤務となっていること
- インフラ系ではNEが頼られる事が多い
私は家族と過ごす時間を優先して転職したという経緯がありますので、現在在宅勤務できてることは本当に願ったり叶ったりという状況です。
コロナ流行をきっかけに在宅勤務率は8割を超えましたので、私に取っては悪い事ばかりではないと言えます。
これもIT業界、NEをやっているからこその恩恵だと感じます。
僕ももれなく在宅勤務メインになっていますが、通勤にかかるコストは相当なものであったと感じます。
インフラ系エンジニアの中でもNEは特に大黒柱的な存在と感じられる
NEはインフラ系エンジニアの中でもサーバーやクラウドなど幅広い知識が求められる事が多いです。そのためシステム障害が起きたい際などには、他のエンジニアから助けを求められる機会が多く、頼られている感があります。
大変なことやツライこと
しかしこれはもうインフラ系エンジニアを含めてITエンジニアであれば共通してる事だと思います。
どのくらい時間がかかる事なのかわからないのでスケジュールもうまく組めず、周囲の会話にもついていけないような時がありましたね。
懐かしいです(笑)。
そんな状況から抜けるためにもスキルアップは常に意識して取り組んできました。
Mさんも仰るように、ノースキルの駆け出し時代は何もわからず辛い時があります。そんな状況をいち早く抜け出すためにもスキルアップはとても重要ですね。スキルアップすることで自分でコントロールできる事が増えますし、給与も上がりますので良いことづくしです。
まとめ
今回はエンジニア歴12年のMさんに色々とお話聞かせて頂きました。
ご自身の価値観を重視した転職をすることで、プライベートと仕事を両立させているMさんの体験はまさに令和の転職モデルケースの1つではないでしょう
か。
本記事の内容に限らず、何か不明点や疑問がある場合はお問い合わせより遠慮なくご連絡ください!
最後までお読み頂きありがとうございました!
NE体験談#4も乞うご期待ください!