ネットワークエンジニアは他のITエンジニアと何が違う?現役エンジニアが解説します。

NWエンジニアとは
ネットワークエンジニアを目指す人
ネットワークエンジニアって、ITエンジニアの中ではどんな位置づけなんだろう?
他のITエンジニアとの違いや、そもそもITエンジニアってどんな種類があるのか知りたい!
JIN
ネットワークエンジニアはITシステムの基盤を支える、縁の下の力持ち!
他のITエンジニアについても主な職種を紹介していきますね!

将来性のある仕事としてITエンジニアに興味を持った。
調べてみるうちにネットワークエンジニアという仕事が面白そうと感じてきた。


でも、他のITエンジニアとの違いが明確にはわからない。
そもそもITエンジニアってカテゴリーが広すぎて住み分けがよくわからない!

本記事ではITエンジニア全体を紹介しつつ、ネットワークエンジニアの位置づけを丁寧に解説します!


読めばアナタの疑問が解消され、ネットワークエンジニアをさらに知る事ができます。また、他の代表的なITエンジニアについても網羅的に知る事ができます!

お悩みの方は是非最後まで読んでみてください!
※10分ほどで読めます。

本記事の内容
■ ITエンジニアの種類
■ ITエンジニアの中のネットワークエンジニア
■ インフラエンジニアの中のネットワークエンジニア

ITエンジニアの種類

ネットワークエンジニアを目指す人
JINさん、ITエンジニアってこんなに種類があるんですね!
JIN
そうなんです!しかも上の図に書いたのはITエンジニアの代表的な職種のみ、さらに細分化することもできちゃいます。
それくらい色々な種類のITエンジニアがいるんです!

それでは、ぞれぞれのITエンジニアについて簡単に紹介していきます。
※ネットワークエンジニアについては次項で詳しく解説していきますね。

開発系エンジニア

ITエンジニアは大きく分けると、「開発系エンジニア」と「インフラエンジニア」に分けられます。
開発系エンジニアとはその名前の通り、システム開発やアプリケーション(ソフトウェアと思ってください)の開発を行うITエンジニアです。


開発系エンジニアの中でも携わる領域によってITエンジニアの種類が分かれています。
ここでは代表的なものを取り上げて解説していきます。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニアは「システム全体の設計」を行う仕事です。
具体的にはシステムを作り上げる上で、顧客が求めてる事を定義し(要件定義)、定義した要件をどのようにシステムに実装するかを設計します。

設計に基づいたプログラム構築は後述するプログラマーが行います。
SEはプログラムをガリガリと書くわけではなく、もう少し上流工程の仕事をしているイメージになります。

システム全体が工程通りに進捗しているかどうかを管理するプロジェクトマネージャー(PM)なんかもSEの一部です。

JIN
システムエンジニア(SE)は開発系エンジニアの中でも上流工程を担当、主に要件定義・設計を行います。プロジェクト全体を管理したり、あるいは見積もりを作成したりする事もあり、業務内容は大変幅広いです。

プログラマー

SEが設計した内容に基づき、プログラミング(プログラムを作る)をする仕事をするのがプログラマーです。

ITエンジニアと言われた時に一番イメージしやすいのがプログラマーの仕事だと思います。
プログラム言語を使いこなし、プログラムコードをたくさん書いていくイメージですね。

プログラマーとしてのキャリアを積んでからSEになるというキャリアパスが一般的ですので、開発系エンジニアを目指す場合にはプログラマーとしてのキャリアは必須と言えそうです。

JIN
設計内容に基づき実際にプログラム実装していく仕事です。
リモートでの案件も豊富、かつ需要もかなりあります。プログラミングスキルを身につけておく事で将来的にも仕事に困らないポジションに立てます。

Webエンジニア

Webを利用するタイプのシステム開発を行うのがWebエンジニアです。
例えばですが、Amazonは代表的なお買い物Webサービス(スマホやPCを使ってインターネットを介して利用する)です。

このようなWeb経由で利用するタイプのサービスやシステムの開発を行うのがWebエンジニアになります。

ネットワークエンジニアを目指す人
JINさん、SEやプログラマーとは何が違うんですか?
JIN
Webサービスに特化してる点が違いになります。ですが、実際にはSEやプログラマーの中にもWeb系の仕事をしてる人もいますので、明確な区分けは難しいです。イメージとしてはWebエンジニアもSEやプログラマーの中に含まれる職種という感じですね。

Webエンジニアはさらに細分化されて表現される事が多く、フロントエンドエンジニア、サーバサイドエンジニア、デザイナー、などに分かれます。
近年はWeb系の案件は数多ありますので、その需要は非常に高いと言えます。

主にWebで必要となるHTMLに関する知識が必須の職種です。

AIエンジニア

最近出てきた職種の1つがAIエンジニアです。名前の通りAIプログラムの開発を行うエンジニアです。

AI開発には特殊な知識・スキルが必要ですので、近年非常に需要が高まっています。
これからはAIを使った製品やサービスが山のように登場する事は誰もが予想していますよね。

案件数もどんどん増えてくるホットなマーケットですので、興味のある方は考えてみてもいいかもしれません。
目指す場合には基本的なITスキルを持ってる事が前提で、AI開発に特化したスキルが必要になりますのでハードルは高めです。

インフラエンジニア

ここからは基盤系のインフラエンジニアについて解説していきます。インフラエンジニアとは正に名前の通りで、システムの基盤(インフラ)に関わる仕事をするITエンジニアです。
開発系との大きな違いは「アプリケーションの開発をしない」という事です。アプリケーション開発やアプリケーションおよびサービスを稼働させる基盤部分を作っていきます。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアはインフラエンジニアの中でもサーバーの設計や構築、維持保守などを担当する仕事です。

サーバーというのは簡単に言ってしまえば、大きなパソコンみたいなものです。クライアントからの要求に対して処理・応答する側のコンピュータです。

サーバーエンジニアは機器の選定からOSの設定値を設計、稼働後の維持保守作業まで幅広い業務があります。ミドルウェアと呼ばれるOSとアプリケーションの中間に位置するソフトウェアの設計をすることもあります。

OSに関する知識は特に重要で、WindowsServer、RHEL(Linux)と言った代表的なOSの知識は必須と言えます。
また、後述するネットワークに関する知識もある程度供えていないと話にならない場面が多いため基本的なネットワークの知識も必須と言えます。

JIN
サーバーの設計や構築を中心に業務を行う仕事です。一方でネットワークに関する基本的な知識も持っていないと円滑に業務を進められない場面があります。

ネットワークエンジニア

インフラエンジニアの中でネットワークの設計・構築、維持保守の業務を行うのがネットワークエンジニアです。サーバーを含め、クライアントからサーバーまでの通信ネットワークの設計や構築を行います。

サーバーやクライアント同士をネットワークでつないであげる仕事です。

ネットワークエンジニアの具体的な仕事内容については下記の記事で纏めていますので、参考にしてみてください。

ネットワークエンジニアの仕事内容とは?現役エンジニアの僕が解説します!

ネットワークエンジニアはサーバーを全く触らないわけではないので、サーバーの知識もそれなりに必要になります。また、近年では後述するクラウドサービスの知識が急速に求められているため、ネットワークに関する深い知識に加えてクラウドやセキュリティに関する知識・スキルを求められる場面も少なくありません。

JIN
ネットワークエンジニアと言いつつ、サーバーやクラウド、セキュリティの知識も必要です。他のインフラ系エンジニアにも言えますが、得意分野を中心に他のジャンルの知識も幅広く持っている必要があるというイメージですね。

クラウドエンジニア

近年需要が高まっているのがクラウドエンジニアです。クラウドエンジニアはクラウドサービスを利用したシステム基盤の設計・構築などを行うエンジニアです。

具体的にはAmazon AWSやMicrosoft Azureと言ったパブリッククラウドサービスを用いてクラウド上にシステム基盤を作る仕事です。

これまでのシステム基盤はオンプレミスと言って、物理的なサーバーやネットワーク機器をデータセンターと呼ばれる場所に設置して作っていました。しかし、近年ではクラウド(インターネット上でデータセンターやサーバーなどを仮想化してる場所と考えてください)に作るという方法が一般化してきました。
クラウドに作ることで、これまでに必要となっていたコストが大幅に削減されるため急速に勢いが拡大しています。

これに伴ってクラウドエンジニアの需要も伸びているというわけです。

JIN
前述したサーバーやネットワークの知識を持っている前提で、クラウドでも同じ事を実現できるエンジニアというイメージの仕事です。クラウドを利用する時にだけ必要となる専門的な知識・スキルを持っている必要があります。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアはセキュリティ設計に特化したエンジニアのことです。スマートフォンの拡大以降、インターネットを使わないという人はほとんどいなくなったと思います。また、今後はあらゆるモノがインターネットに繋がっていきます(IoTと言います)。

そうなると、インターネットを介してあらゆるモノや人(アカウント)にアクセスできる可能性がある状態になります。

悪い人たちはこのよな状況を放っておきませんので、あらゆる手段で悪さをしようと試みます。
これに対してセキュリティ対策を行うのがセキュリティエンジニアになります。

セキュリティエンジニアはかなり広範な知識・スキルが必要です。サーバーの弱みを狙った攻撃、ネットワークの弱みを狙った攻撃、などなど攻撃の種類は様々ですのでITインフラに関する相当広範な知識が求められます。

なおかつ、最新のセキュリティ情報に常にアンテナを張っておく必要があります。

JIN
セキュリティという観点は、今後特に需要があると言えます。高度なスキルが求められますが、しっかりとスキルを身につけていくことで仕事に困ることは少ない仕事と言えます。

ITエンジニアの中のネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアはITエンジニアの中ではシステム基盤に関する仕事をしています。
開発系エンジニアとは違い、言語を使ってのアプリケーション開発、プログラム開発はを行わない点が特徴的です。

また、オンプレミスの環境ではケーブルの敷設や接続を行う機会もあります。アプリケーションの開発エンジニア職ではこのような物理的な作業はありませんので、ネットワークエンジニアないしはインフラエンジニアに特有の業務内容と言えます。

オンプレミスとは物理的な環境を用意してシステム基盤を構築することです。
最近ではクラウドを利用したシステム基盤構築の案件が急増していますが、まだまだオンプレ環境の案件も多くあります。


ネットワークエンジニアはアプリケーション開発のプログラミングとは基本的に無縁です。その代わりにサーバーOSやネットワーク機器へのコマンド投入やスクリプト作成(複数のコマンドを纏めたファイル)を行います。

アプリケーション開発用のプログラミング言語は新しい言語が出てきますので、流行に合わせて新しい言語を覚えて習得していく必要があります。
ネットワークエンジニアはこのような新規のプログラミング言語を習得していく必要はありません。一方で近年であればクラウドを利用したシステム基盤構築のための特殊なスキル習得が必要となっています。

JIN
ネットワークエンジニアはITエンジニアの中ではアプリケーション開発のプログラミングを行わないエンジニアです。一方でネットワーク機器、サーバー、システム基盤全体、ちょっとしたプログラミングスキルなど広範なスキルが要求されます。

インフラエンジニアの中のネットワークエンジニア

インフラエンジニアという括りの中のひとつがネットワークエンジニアです。
ネットワークエンジニアと言えど、他のインフラエンジニアが主に携わる業務であるサーバー、クラウド、セキュリティ、全てに対して一定以上のスキルが求められます。


ネットワークエンジニアは、インフラエンジニア(ネットワークを主体に働く)というイメージがしっくりきます。


その他のインフラエンジニアも同様で、主体とするジャンルはあるけれど他のジャンルもそれなりに把握している必要があるというわけです。
サーバーエンジニアでも、ネットワークやクラウド、セキュリティの知識が必要ということです。

JIN
ネットワークエンジニアはあくまでインフラエンジニア、ネットワークを主にしてるインフラエンジニアというわけです。

まとめ

今回はITエンジニアという大枠の中でのネットワークエンジニアの位置づけについて解説してきました。
いかがでしたでしょうか、ネットワークエンジニアについてよりイメージが湧きましたか?!

今回の記事に限らず、疑問や不明点がありましたらコメント・問合せよりご連絡ください!

今回の内容は以上となります。
最後までお読み頂きありがとうございました!