

将来性や働き方を考えると、これからはITエンジニアが良さそうに思った。
その中でもネットワークエンジニアに興味を持ったアナタ。
しかし、ネットワークエンジニアになった時に「やりがい」を感じられるのだろうか・・・
本記事ではネットワークエンジニア歴10年の僕が感じているこの仕事の「やりがい」について解説していきます。
本記事を読むことで、ネットワークエンジニアという仕事の「やりがい」を知ることができます。仕事としての「やりがい」から面白さ、そして日常生活で感じるネットワークエンジニアならではの美味しい瞬間なども紹介していきます!
お悩みの方は是非最後まで読んでみてください!
※10分ほどで読めます。
■ 日常生活で感じるネットワークエンジニアのメリット

Contents
ネットワークエンジニアの仕事のやりがいと面白さ
ネットワークエンジニアはITシステムの基盤となるネットワーク部分を設計・構築・維持する仕事をしています。この仕事をする中で僕がこれまでに感じてきた「やりがい」と「面白さ」についていくつか厳選して紹介させて頂きます!
ネットワークエンジニアの詳しい仕事内容については以下の記事で纏めています。具体的な仕事内容のイメージが湧いてこないという方は是非参考にしてみてください。
仕事のやりがい
ネットワークエンジニアの「やりがい」は「人の役に立った実感」を得られた時と「うまく通信できた時」に感じられます。
それぞれ実際にどんな状況で感じたのかを解説していきます。
身近なITサービスの基盤を支えてることにやりがいを感じる
自分のやっている仕事が社会に与えている影響を知ることができると、とても「やりがい」を感じるものです。
具体底には「身近で今まで使っていたITサービス」のネットワーク基盤を支えているとわかった時です。
僕はこれまでに様々なシステムのネットワーク基盤に関わってきました。その中でも、とりわけ公共性の高いシステムに関する仕事をした時は「やりがい」を感じました。
公共性の高いシステムというのは、けっこう身の回りの人も使っているというケースがありますので次のような声が聞こえたりします。

ああ、自分の作ったネットワーク基盤で動いているシステムを利用してるんだ!
こんな瞬間に、とても「やりがい」を感じます。
通信経路を確立できた時のスッキリ感
ネットワークエンジニアの仕事していて一番気持ちがよく、やりがいを感じる瞬間のひとつがこれ。
設計した通りに通信ができた時
です!!
プログラミングなどでも共通することですが、自分が設計したものが思ったように動いた時というのはけっこう快感なんですね。
これは経験のある人にしかわからない「うまみ」だと思います。
特に複雑・煩雑なネットワーク案件を担当した時に、バシッと通信がうまくいった時はもう快感快感でした(笑)。
問題発生→解決に向けたチームの一体感
ネットワークエンジニアの仕事をしていると、うまくいく事ばかりではなく時には通信がうまくいかず八方塞がりになってしまうような事もあります。
あるいは、既に世の中にリリースしたネットワーク基盤でシステム原因不明のシステム障害が発生してしまう事もあります。
そんな時に、ひとりで解決に向かって突き進む事もあるのですが、多くの場合はチームとして組織的に解決に向かって尽力します。
このような時の、チームの一体感に「やりがい」を感じます。
問題解決に向かうチームの一体感というのは、どこか学生時代に頑張っていた部活や共通の趣味を通じて目標に向かうチームのような「ワクワク」する一体感に似ています。
これを味わえるのもネットワークエンジニアの魅力と言えます。
ネットワークエンジニアの良いところは、一人でガンガン進められる部分とチームとして組織的に進められる部分、両方ある点です。一人で黙々と作業をする時間が多いのですが、やはりそれだけでは気が滅入ってしまう事があります。
時には他の人と協力して問題解決に向かいたくなるものです。
仕事の面白さ
「やりがい」にも似ていますが、ネットワークエンジニアの仕事をしていて面白いなあと感じることを少し紹介させて頂きます。
そういう面白さがあるんだな!
と感じてもらえたら嬉しいです。
インターネットの仕組み
ネットワークエンジニアをやっていると、当然ですがITネットワークについて日々詳しくなっていきます。
その中で、僕も漏れなくインターネットの仕組みについて根本的な部分を理解していきました。
インターネットの仕組みってめちゃめちゃ面白いんです!
現在では、みんな当たり前のようにインターネットを使っています。スマートフォンを持っている人は毎日必ずインターネットに接続してサービスを利用していると言えるでしょう。
インターネットが無い世界や未来はもはや想像する事ができないくらいに世間に浸透したと思います。
しかし、このインターネットの仕組みを技術的な観点も含めて理解している人というのはそこまで多くないと思います。
ネットワークエンジニアになる事でインターネットという素晴らしい仕組みを技術的に、根本から理解してく事ができます。また、自分が設計したネットワーク基盤をインターネットに接続することも多々ありますので、より深くインターネットの世界に関わっていきます。
インターネットを深く知ると、本当に面白いですよ!
インターネットを知ることで、現在流行している個人で稼ぐ手法や新しい副業などについてもアンテナが立ちますし、理解していくことが可能です。

数千万円するような機器を操作できる
ネットワークエンジニアの仕事の1つに、実際のネットワーク機器を触るというものがあります。このネットワーク機器の中には非常に高価なものがあり、それをガンガン触って操作できるというのが「面白い」です。
代表的な高額機器にロードバランサーという機器があります。
色々な設定値が用意されており、緻密な設計を導入可能な機器が多く価格も高額になりがちです。
8000万円って・・・家よりも高額な機器をガシガシ触れるのです(笑)。
他のITエンジニアではなかなか機会の無いことですので、ネットワークエンジニア特有の面白さだと思います。
日常生活で感じるネットワークエンジニアのメリット
ネットワークエンジニアをやっていると、日常生活においてもお役立ちな場面がたくさんあります。
なかでもWiFi、インターネット回線、家庭用ルーターなどはお手の物です。このあたりのスキルを持っていることで周囲の人から羨望の眼差しで見られることも?!
自宅WiFiに強くなる
まずはこれですね、自宅で構築するWiFiネットワークにも当然強くなります。
ルーターの最適な選択からネットワークアタッチストレージ(通称NAS)の構築まで自宅で構築するネットワークにも拘っていくことができます。
僕の場合は今までは自宅のネットワーク環境なんて全く興味もなく、速度が遅いとか速いとか全然気にしていませんでした。
もちろんNASの存在なんて全く知りませんでした。
しかし、ネットワークエンジニアの仕事に就いてからは自宅でももっともっと快適なネットワーク環境を構築していこうと考えるようになりました。
その結果、ケーブルやルーターにも拘り、NASも導入しています。
快適で仕方ないですし、家族も喜んでいます。
ネットワークエンジニアをやっているとこんな副産物もあったりしますよ!
回線選びに強くなる
自宅のネットワークに拘ったら、もちろん回線選びにも拘ります。
どんな回線を選べばいいのか、どこの回線キャリを選ぶのが最適なのか、自信を持って判断できるようになります。
どのキャリアも「いいこと」ばかりを強調していますが、実際の数値や性能をしっかり比較できるだけの知識・スキルが身につきますのでネットワークエンジニアにとっては回線キャリア選びは得意中の得意というわけですね。
このスキルも日常生活において、家族に大変喜んで頂けます(笑)。
たまに親戚からも依頼が自宅ネットワークのメンテや回線選びの相談を受けたりしますので、多くの人がネットワークのことで困っているということが良くわかりました。
そのような場面でも、しっかりとスキルを活かせるのもネットワークエンジニアの魅力の一つですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ネットワークエンジニアのやりがいや面白さ、日常生活で活かせるポイントなど、イメージが湧いたでしょうか。
今回紹介した内容に限らず、疑問・不明点がありましたら遠慮なくコメント・問い合わせよりご連絡ください!
今回の内容は以上となります。
最後までお読み頂きありがとうございました!
※未経験からネットワークエンジニアを目指す方は是非読んでみてください。

実際にネットワークエンジニアとして働いている人の意見を知りたい!