- ネットワークエンジニアとして働く人の話が聞いてみたいな・・・
- 自分もやっていけるのかな?現場の雰囲気や働く人をもっと知りたいです。
これからネットワークエンジニア(NE)を目指すのであれば、実際に働く人の声を聞いてみたいですよね。
しかしそのような機会は多くないです。
そこで、本ブログでは僕が10年NEとして働く中で出会った何人かのNEにインタビューを行い記事にまとめていきます。
是非NEを目指す上での参考にしてもらえればと思います。
- NE歴3年
- 20代男性
- 大学時代は経済学部に所属
- 現在の会社は2社目(転職)
- 体験談シリーズを通してNEへの理解がさらに深まります!
現在の仕事はNW機器の設計構築をメインにクラウド関連にも従事
まずは簡単なプロフィールと現在の仕事を教えていただけますか?!
20代の男性で、NE歴は3年ほどになります。
現在はネットワーク機器の入れ替え案件などを中心に、ネットワーク設計や構築・テストなどの業務をしています。
KさんはNE歴3年ということで、まだまだ爽やかな世代ですね(笑)。
3年目や4年目くらいの時は、設計や構築などをひたすらこなしていくのが一般的です。
僕も当時はKさん同様に様々な案件の現場業務を振られていた記憶があります。
- FWのセキュリティ設計と実装
- NW機器入れ替えプロジェクトの移行設計
- パブリッククラウドを利用した新規サービスの立ち上げ
※FW(ファイアウォール)とは、NW機器のひとつで通信制御を行いセキュリティ品質を高めることができる機器です。
※パブリッククラウドとは、AmazonAWS、MicrosoftAzureをを筆頭に提供されるITインフラ基盤をクラウドで提供する基盤のことです。
Kさんの業務内容はまさにネットワークエンジニア(NE)らしいものとなっています。
NW機器の設計や構築はもちろん、パブリッククラウド関連の業務にも携わっているということで、今後NEに求められる仕事をされていますね。
今後はパブリッククラウドの普及がどんどん広がるため、AWSやAzureのスキルを持ったNEが重宝される時代に突入します。未経験、キャリアアップ転職を問わずAWSなどの資格を持っておくと今後は有利と言えます。
NEになるまでの経緯
いざ就職活動の時期になったんですけど、全然就活を頑張る気が起きなくて(笑)。
どうしようかと思っている時に、友人の先輩を通してIT企業の求人があるという話をもらいました。
そこが最初に入社した会社になりますね。その時からネットワーク系のエンジニアをやっています。
僕は就職氷河期世代の人間なので、就活頑張らないということ自体びっくりではあるんですけどね(笑)。
Kさんは経済学部の出身ですので、完全に文系の人です。IT業界には文系出身の人というの実は非常に多いです。
理系出身じゃないと仕事についていけないのでは?と考える方が多いのですが、そんなことはありません。
むしろ、文系出身の人は言語化が得意な人が多く現場でもとても頼りになる場面があります。
また、IT関連のスキルは入社してからでも十分身につきますし、独学で資格の勉強をして身につけることも可能です。
どうやらインフラ・ネットワーク系のことをやるみたいだと(笑)。
IT業界自体は将来性があると思いましたし、業務内容も難易度が高そうな点にも惹かれました。
簡単すぎると飽きてしまう性格なので、難しそうなことの方が自分には合ってると思いました。
Kさんは以下の2点でIT業界への就職を決められました。
- 将来性がある
- 業務内容が難しそう
2点目に惹かれたというのがまさにITエンジニアらしいと思います。NEに限らずITエンジニアは常にスキルアップが求められますし、思考することが重要な職業です。
考えて、問題をクリアすることに魅力を感じるというKさんには天職だったわけですね。
引き抜きにより2社目に入社、年収150万円アップ
その現場での働きを評価していただいて、2社目の会社に引き抜いてもらう形で転職することになったんです。
年収が150万円ほど上がって、驚きました(笑)。
学生時代の就職と同じく、自発的ではなく他の人から声を掛けられることで転職も成功させたと言うKさん、素直にすごいと思います。
NEに限らずIT業界ではスキルや実績を評価されやすいです。
Kさんのように日々スキルアップに努めることで、周囲の人や企業から求められていきます。その結果年収の大幅アップに成功されています。
キャリアアップ転職を考えている方は転職エージェントを使うという方法が一般的、NEにおすすめの転職エージェントは以下にまとめていますので宜しければチェックしてみてください。
NEのやりがいや楽しいと感じること
- コロナ以降、在宅勤務になったこと
- プライベートでもITトラブルに対処できるようになったこと
通勤時間を趣味や家事の時間に使えますし、ひとり暮らしでは宅配の受取なども柔軟に対応できるようになりました。
僕は喫煙者なのですが、オフィスでは喫煙所までの往復でも時間を取られていました。
その分を効率よく業務に使えますので、残業も明らかに減っています。
喫煙をやめればいいと言われたら、それまでなのですが(笑)。
コロナ以降、IT業界では在宅勤務への移行がどんどん加速しています。在宅勤務を導入するために、新規に安全なネットワークを作って欲しいという依頼も増えています。
また、KさんはプライベートでもITトラブルに対処できるようになったとのことです。
これは僕も同感で、自宅のWiFi設定やこのブログサイトの運営においてもITエンジニアとしてのスキルは非常に役に立っています。
大変なことやツライこと
あとは、新人の頃は自分に何もできないのにその場を離れられない場面があって。それは結構苦しかったですね。
やはりトラブル対応がキツイと言うのはインフラ・ネットワークエンジニアあるあるなんですね。
予定外に精神が追い込まれるという面がありますので、トラブル対応は嫌なものです。
また、新人時代は自分自身で理解できることや進められることはほんのわずかです。そのため、何か現場でトラブルがあっても特に何かするという事はできず、ひたすら待ってるだけということもありツライですね。
まとめ
今回はエンジニア歴3年のKさんに色々とお話聞かせて頂きました。
NEはスキルを身につけていけば昇給や転職もチャンスが多くあります。
自分に向いてると感じた方は是非NE、IT業界に入ってきてください!
本記事の内容に限らず、何か不明点や疑問がある場合はお問い合わせより遠慮なくご連絡ください!
最後までお読み頂きありがとうございました!
NE体験談#3も乞うご期待ください!